国内工場
STGの特徴のひとつに「工程範囲の広さ」があります。
最終製品の歩留まりは、ダイカストで決まります。Mgは比較的外観機能部品に多く使われます。バリ仕上げ・機械加工・塗装処理における作業性の善し悪しは、ダイカストにおける金型技術が相当な割合で影響します。工程が進むにつれ仕上げられる部品は、工程の影響をそのまま受ける精細なものです。本来、ダイカストという技術は同じものを大量に作ることが出来るというところから始まっています。例えば、仕上げ工程で時間を掛ければ掛けるほど、大きなバラツキを持った製品となってしまい折角のダイカスト技術が損なわれてしまいます。我々の強みは、お客様から要望されたスペックで100%満足する商品を直接納品させて頂いております。それには、ダイカストだけではない、後工程に課せられた作業・品質を熟知していなければなりません。これからも仕入先様(一部技術提携企業様)と共にダイカスト及び金型技術を磨いて一貫生産を追求し続けます。
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鋳造 -
仕上げ -
機械加工
製造の流れ

従来、「鋳造・トリミング」から「最終検査」まで5つの工程があり、それらを異なる専門事業者間で輸送を繰り返しながら製造していました。
STGの国内拠点では、その中で最も重要な「鋳造・トリミング」と「仕上・機械加工」の工程をグループ会社に持ち、両社間での物流コストの低減や技術連携、包括的提案などを行うことができ、コストダウンや短納期といったニーズに対応しています。鋳造・トリミング
- 流動解析による金型設計により高精度な金型製作
- 顧客(主にSONYなどの大手メーカー)との図面作成レベルからの密接な提案力
- 独自のダイキャストノウハウにより、スループットの向上
仕上・機械加工
- ダイキャスト後のバリ取りから、研磨、いわゆる塗装前の下地づくりにおいては、日本でNo1のノウハウと自負しています。(塗装後の高歩留まり率)
- 過去の実績として、SONY-VAIOのMg筺体、IBM-THINK PADの筺体等。
- 工具、冶具の選定を顧客・製品毎に選定し最適化が可能なデータベースとノウハウの蓄積
中国工場
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鋳造 -
仕上げ -
機械加工
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化成処理 -
塗装ブース -
パット印刷ライン
工程レイアウト
このことにより、更なる品質向上とローコスト、短納期を実現しています。
山田特殊技術有限公司
STGでは、中国での事業パートナーである山田特殊技術有限公司の協力の元このような一貫体制を構築しており、幅広いニーズに対応できる体制を整えています。
鋳造から塗装までの一貫生産 / 三輝特殊技研(香港)有限公司
鋳造から塗装までの一貫生産が強みの三輝特殊技研(香港)有限公司では下記のような特徴があります。
- 一貫体制によるローコストオペレーション
- 国内製造ノウハウの海外移植
- 国外パートナー企業との協力関係の構築
- 海外納品に対するスピードデリバリー